FC2ブログ

ガラスや砂の乾燥

乾燥による水分除去の目安
110℃は付着水と吸着水の一部を除去する。300℃は、付着、吸着水と結合水の一部を除去すると思われます。
シリカの乾燥
水の脱離(~500℃)
十分乾燥させて水分を除きますが、見た目に乾燥していても、実は「結合水」という水が残っています。結合水は素地表面とある種の相互作用(水素結合や静電的相互作用が多いようです)を持つ吸着水、さらに粘土の結晶構造の一部となっている結晶水に分けられます。これらの水は粘土の化学構造の中にできる空隙に分子レベルで入り込んでいる場合が多いので、室温で乾燥したくらいでは抜けません(結合水に対して室温乾燥で除去できる水を「付着水」とか「自由水」と呼ぶことがあります)。
 付着水は水の沸点である100℃までに大体除去でき、吸着水は200℃程度まで加熱する必要があり、さらに結晶水は500~600℃くらいまで温度を上げないと除去することはできません。
スポンサーサイト



反射光をなくす方法

ガラスの反射が強くてその奥が見えにくいことがあります。
自然界の光は、均質でなく大なり小なり偏光(偏りがある)しています。この偏りを観察する時に使用するのが偏光フィルタ(偏光眼鏡)です。
フィルターを時計方向に回転しながら観察すると反射光が弱くなる位置があります。これにより反射光をかなり遮ることができます。
このようにして観察したものが以下のようになります。

偏光反射
この変更についてもっと知りたい方は以下のURLを参照願います。
http://www.luceo.co.jp/technical/pdf/henkou2.pdf

截金(きりがね)ガラス

展示会;截金細工を施したガラスオブジェの展示を鑑賞に行く。発端は知人に紹介された山本茜氏の作品でした。
これが、私にとってはいつまで見ても見飽きない作品となりました。簡単に言えば金属箔をガラスでサンドイッチして美を作り上げるものなのですがこれがまた非常に味わい深いものです。いろいろと蘊蓄を重ねるより茜氏のURLに飛んで記載された作品又は展示場所に出かけ鑑賞すればその良さに魅了されると思います。確か私が最初に見たのはこれだったか?あとは茜氏のブログで堪能あれ。
160214截金
http://akane-glass.com/

お風呂(シャワー室)の鏡のヤケ曇り

だいぶ前にガラスの洗浄で、ガラス表面にカチオンが付くと取れにくいといってましたが、昨日浴室の鏡を見ると表面に曇りがかなり発生している。
研磨剤のセリアが残っていたので、それで表面をこすってみた。すると、見違えるほどよく映るようになった。ガラスのやけで表面にカルシアが残存し乾燥付着した結果だと思われるのですが、こまめに掃除する以外にこの現象を取り除く方法はないのか?一度、表面をカチオン洗剤で洗って様子をみることにした。結果が出るのは先のこと。

研磨残渣

ガラスを研磨すると自然のことながら研磨液(slurry)の中へガラスの成分のが混入してきます。この成分は液中でプラス又はマイナスに荷電されているようです。この状態はpHによりプラスマイナスを逆転させることもあり、研磨はpHのコントロールが必要になるようです。
それでも、アルカリ成分の多いソーダライムガラスでは、影響はそれほど大きくはないようですが、アルカリ分の少ないガラスは影響を受けやすいようです。
この、pHに依存した粒子の電荷状態の評価指標の一つに等電点の評価があるようです。
研磨剤であるセリアはpH7近辺で電荷ゼロになるところがあるようで、
シリカはpH:2付近 マグネシアはph:12付近にその点が存在するそうです。
下記表は種々の測定方法で測定した等電点の例を示しています。
「こんな事が研磨の何に必要なんだ」と問われると「ま~色々影響があるのでは」と答えることにし、気になる人にはその先をディベートしていくことにしています。
160212等電点

プロフィール

Mr. Gt

Author:Mr. Gt
昭和生まれのチョット若そうに見えるけれど結構年取っているかも?
いつも真面目だけど、時々不真面目、これで奥さまに怒られている。酒も飲めるが雰囲気が好きなたち、ガラスの問題ばかり考えて半生を過ぎ反省少し。奥さん孝行しながら暮らしています。

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR